葉っぱが64枚

内気なアウトドア派のブログ

フィルムカメラで撮る「廃車」

田舎あるある。

道端に廃車が捨てられている。

見たこともない古い車種が多い。

改めて見ると味があるのでは?と思い、フィルムカメラで写真を撮っています。

作品数も増えてきました。

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Kodak Ultara Max400

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FUJIFILM PRO400H

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Kodak Ultara Max400

廃車だけのフォトブックとか作ったら面白そう。

フィルムカメラで撮る「夏」

約半年ぶりにフィルムを現像に出しました。

36枚撮りのフィルムですが、なかなか撮影の機会がなく、年に2本ほどしか使っていません。

でも、フィルムで写真を撮るのは楽しいし、フィルムで撮った写真の色とか、空気感とかはデジタルカメラでは出せないので作品作りは細々と続けています。

 

使用しているカメラはNikon New FM2です。

紹介記事はこちら⇩

nature365.hatenablog.com

 

あれだけ暑かった夏ももう終わりそうです。

夏は暑いけど一番好きな季節。

これから秋が来て、長い冬が来ると思うと少し悲しくなります。

 

現像に出した写真を見ていたら夏が恋しくなりました。

 

この夏の写真を何枚か紹介します。

すべて「Kodak ULTRAMAX 400」で撮影しました。

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やっぱりこの色と空気感、最高です。

ついこないだ撮った写真なのになぜか懐かしい。

 

あぁ、夏が終わる・・・。

モンベル ステラリッジ1型のテントポールのショックコードを交換

ステラリッジ1型のテントポールのショックコード(張り綱)を交換しました。

モンベルのステラリッジを購入したのは2016年夏。

年3,4回位しか使っていませんが、

先日の八ヶ岳登山にてテントを建てたときにショックコードが弛んでいることに気づきました。

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何とか設置することができましたが、シーズンの始めには確認しないとダメですね。

ということでショックコードを交換しました。

誰でも簡単にできるので、メンテナンスしてみてはいかがでしょうか。

目次

 

準備

ショックコードの購入方法

カモシカスポーツで購入しました。

値段は130円/mです。

お店には2種類ショックコードがありました。

「普通のもの」と「強いもの」です。

せっかくなので強いほうを買いました。

(普通の方の値段は忘れた・・・)

店員さんに言えば、好きな長さに切ってもらえます。

アマゾンでも購入できますが、30mと長いです。

頻繁に使うものでもないので何かのついでにお店で買った方がいいかと思います。

(約50円/mとアマゾンで買った方が圧倒的に安いですが)

必要な長さは?

必要な長さですが、ポール全長の7,8割です。

ステラリッジ1型のポールの長さは1本約320mmですので、

320㎜×0.8=256㎜

約2.5mですね。

ポールは2本あるので合計5mあれば大丈夫です。

(念のため0.5m余分に5.5m購入しました。)

交換方法

必要なもの

交換時に必要なものは2つだけ!

ショックコードとライター!

ライターはコードの切り口がほつれないようにするために使います。

切り口を軽くあぶると溶けて、ほつれが無くなります。

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交換方法

まずはポールの先端を外します。

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銀色の部分を反時計回りにクルクル回すと外れます。

外すとこんな感じになっています。

金具の先端がカギ状になっていて、輪っかに結んだコードが括り付けられています。

コードの結び方は外す前にしっかり覚えておきましょう。
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次に端からショックコードを抜いていきます。

反対側も同じように金具がついていますので外します。
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それでは新しいショックコードに交換です。

今まで付いていたのと同じように輪っかに結んで金具に括り付けます。
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端からポールを1つずつ通していきます。

始めは楽々ですが、コードはポール全長より短いため、後半はコードを引っ張りながら通していく必要があります。
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最後のポールにコードを通したら、始めの部分と同じように金具にコードを括り付けて完了です!

とっても簡単!

10分もあれば2本交換できてしまいます。

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普段はあまり気にしていませんが、山に行ってからポールが使えなかったら大変です。

山に行く前にはポールのチェックも行いましょう!

 

これからもよろしくね。ステラリッジちゃん。

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宮田高原から伊勢滝へ

暑さから逃れるため「宮田高原キャンプ場」、そしてそのさらに奥にある「伊勢滝」へハイキングに行ってきました。

目次

 

宮田高原キャンプ場とは

宮田高原とは長野県上伊那郡宮田村にあるキャンプ場です。

標高は1650mと高く、大昔はスキー場として利用されていました。

そのあとは牧場として利用されていましたが、最近は放牧はされていないようです。

中央アルプスの前衛の山に位置し、展望台からは中央アルプスはもちろん、南アルプス八ヶ岳まで臨むことができる絶景が魅力のキャンプ場です。

高原内はハイキングコースが整備されており、キャンプをしない人でも中に入り、散策をすることができます。 

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宮田高原頂上までは駐車場から片道600mです。

整備された牧場内の遊歩道を歩くと到着します。

 

南アルプスから八ヶ岳まで目の前に広がります。
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中央アルプスを見るには午前中、南アルプス八ヶ岳方面は午後の方が光の関係上きれいに見えます。

キャンプをすれば伊那谷の夜景、星空も見ることができるのでぜひ訪れてみてください。

 

キャンプ場のホームページはこちら⇩

営業期間は4月から9月までで、宿泊の際は1週間前までに予約が必要です。

kankou.vill.miyada.nagano.jp

 

伊勢滝とは

伊勢滝とは中央アルプス駒ヶ岳を源流とする「黒川」の上流にある滝です。

アクセス方法

宮田高原キャンプから遊歩道があります。

黒川という川に沿って林道をおよそ2時間弱歩くと到着します。

駐車場は?

駐車場は宮田高原キャンプ入口から奥へ50mほど未塗装路を進んだ場所に大きな駐車場があります。
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伊勢滝へ向け出発

駐車場から先は森林管理用の林道を歩きます。

ここはクマが多いので鈴やラジオを持って行った方がいいです。
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よく手入れされた広葉樹林を歩きます。
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トリカブトがたくさん咲いています。
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林道を10分ほど歩くと車止めがあります。

ここから道が狭くなります。
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昨年の豪雨の影響か、今年の梅雨の長雨の影響かわかりませんがところどころ道が崩れています。しかし問題なく通過できるレベルです。
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駐車場から20分ほどで林道と合流します。

この林道は黒川下流の黒川平につながる林道です。

一般車は通行できないため車は来ません。

左に行くと「不動滝」に行くことができますが、今回の目的地「伊勢滝」は右方向になります。

この先、目的地まではひたすらこの黒川沿いにある林道を上流に向かって歩くことになります。
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青空が美しい。

川の音が涼しげです。

道は平たんです。
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途中、渓流釣りをしている人が何人かいました。

また高山蝶を捕獲している人もいました。

純粋に滝を目指している人には出会いませんでした。

 

この道もところどころで崩落が起きています。

一番大きな崩落がこちら⇩
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もう通れないかと思いましたが左から河原に降りて迂回し、砂防堰堤の梯子を登れば通過できました。

 

森の中に国土交通省の伊勢滝雨量観測所があります。

ここを通過すれば伊勢滝まですぐです。
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伊勢滝避難小屋を発見。ここで林道は終点です。

この避難小屋なぜか山と高原の地図に載っていない・・・

中はとてもきれいです。設置されている登山者ノートを見ると意外と利用している人がいるようです。

ここから飼駒ノ池経由で木曽駒ケ岳に登ることができます。点線ルートですが。(ここが五合目です。)
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実はこの小屋の直前に伊勢滝はあったのですが、気づかずに通り過ぎていました。

また地図に小屋が載っていなかったため伊勢滝の場所がわからず、小屋の先の登山道まで道を進めてしまいました。

歩いても歩いて滝の気配が感じられなかったため改めて地図を見ると、

伊勢滝は林道終点前にあるではありませんか!
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登山道を引き返します。

小屋に戻り林道周辺を見てみると・・・

ありました!伊勢滝!

看板が草に隠れているし、滝も木々が生い茂りほとんど見えません。

滝の音にも気づきませんでした。

せっかくここまで来たのにこれでは悲しすぎます。

 

でもご安心を!

滝のすぐ近くまで近づくことができます。
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避難小屋のすぐ横に林道があり、ここを通っていくと滝の近くに行くことができます。
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ここまで来ると伊勢滝の全容が見えます。
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涼しい・・・

広葉樹がたくさんあったので秋は紅葉が楽しめそうです。

また来てみよう。
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この水を使った地ビールが宮田村では売られています。

その名も「伊勢滝の風」。

好評のようですので訪れた際はぜひ飲んでみてください。

kankou.vill.miyada.nagano.jp


帰り道は来た道をそのまま帰ります。

途中河原でお昼ごはん。最高。
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まとめ


麓の最高気温は35℃近くまで上がりましたが、標高が高く水の近くであったためそこまで暑さは感じませんでした。

まだまだ暑い日々は続きそうですが、そんなときは高原や滝を訪れるのもいいかもしれません。
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秋の気配が近づく入笠山・入笠湿原へ

本日は登山初心者にぴったりの山、「入笠山」を紹介したいと思います。

先日、平日に時間ができ天気も良かったため入笠山と入笠湿原へ行っていきました。

入笠湿原・入笠山とは

長野県富士見町の標高1,734mに位置する湿原です。

面積は約1.85ヘクタールとそれほど大きくありませんが、春から秋にかけて様々な花が咲くことで有名です。

入笠湿原のすぐ近くには名前の由来となっている入笠山(標高:1955m)があります。

「花の百名山」の1つであり、小さい山ながら多くの人が訪れている人気の山です。

この地帯は湿原が多く、入笠湿原他にも大阿原湿原という湿原が近くにあります。

アクセス方法

アクセス方法は2つあります。

1つ目は富士見パノラマリゾートのゴンドラリフトを利用する方法です。

富士見パノラマリゾートはスキー場ですが、年間を通してゴンドラリフトの営業を行っています。

 運賃、運行時間等の詳細は富士見パノラマリゾートのHPをご確認ください。

www.fujimipanorama.com

ゴンドラの山頂駅からは10分ほど歩くと入笠湿原です。楽ちんです。

 

2つ目はマイカーで行く方法です。

入笠山は長野県の伊那市と富士見町の間に位置する山です。

伊那市と富士見町を結ぶ林道があり、車でも訪れることができます。

ただ富士見町側からはマイカー規制があり、4月下旬から11月中旬の間の午前8時から午後3時までは林道を通行することができません。

富士見町はどうしてもゴンドラに乗せたいようです。

小さな山なので多くの人が車で訪れたら環境問題にもなるのでしょうがないですね。

ただ、伊那市側からの林道は規制はないため入笠山登山口まで車で行くことができます。

伊那市側からのルートは国道152号線から国立信州高遠青少年自然の家方面を目指し、千代田湖を経由し、ひたすら林道を登るルートになります。道は細いですが舗装されており、待避所もそれなりにあるので問題なく通行できるかと思います。

いざ湿原散策!

まずは入笠湿原です。

湿原の中にシラカバが点在しています。
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サワギキョウが見頃を迎えていました。

湿原が紫色に染まっています。
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シシウドも。花火みたいです。
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まさに花の楽園でした。

季節によってさまざまな花が咲くので、色々な時期に訪れたいですね。

特に有名なのは5月に咲く「すずらん」です。

可憐な花が斜面全体で咲き誇ります。

入笠山登山!

入笠湿原の散策の次は入笠山の山頂を目指します。

湿原から登山口までは10分ほどです。
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車の人は駐車場に車を止められると言いたいところですが・・・

なんとベンチで駐車場が封鎖されています。
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駐車スペースを無くし、車で来られないようにし、ゴンドラを利用させるための富士見町の戦略です。ここまでやる必要があるのか疑問です。伊那市側からは車で来てもいいことになっているのですから。

 

気を取り直して登山開始です。

登山口は一番コースタイムが少なく利用者が多い「表登山道コース」を利用しました。

コースタイムは約30分です。

途中、岩場コースと岩場迂回コースに分かれます。
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岩場コースを選択しました。

岩場と言ってもこの程度です⇩
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小さな子どもでも大丈夫です!
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あっという間山頂です。(15分くらいで着きました)

標高は1955mです。

麓は暑かったですが、山の上は気持ちのいい風が吹いていました。

入笠山の魅力は360°の大展望です。

天気が良ければ、八ヶ岳連峰、南アルプス中央アルプス北アルプスを臨むことができます。
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中央アルプス北アルプス方面。
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南アルプス方面はどんより。
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八ヶ岳方面。

八ヶ岳連峰は雲の中。
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この日の展望はまずまずですかね。

平日でしたが、多くの人でにぎわっていました。

 

帰りも同じルートを利用しました。

途中お花畑を経由しました。

 

キキョウ。この濃い色がよく目立ちます。
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コオニユリ
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マツムシソウ
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もっとたくさんの花が咲いていましたが時間の関係でゆっくり撮影できませんでした。

残念。

 

あっ、そうそうクジャクチョウもたくさんいて感動。

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羽の模様が美しい!

まとめ

ゴンドラ、車を使えば気軽に登れる入笠山。

コースタイムが短いにもかかわらず湿原、お花畑、大展望と見どころ満載のナイスな山です。

登山初心者の方、普段登山をしない人にもおすすめの山です。

高原は夏が終わり秋が訪れようとしています。

秋の花を見に出かけてみてはいかがでしょうか。

新しいカメラが欲しいけど

小学生の頃にコンパクトカメラをもらってカメラを始めました。

中学生になってデジタル一眼レフカメラNikon D40X」を買ってもらい本格的にカメラ・写真を始めました。

高校生の頃には何を思ったのかフィルムカメラに目覚め、「Nikon New FM2」を中古で購入しました。

紹介記事はこちら⇩

nature365.hatenablog.com

 

現在使用しているカメラは「Nikon D7100」と「Nikon New FM2」です。

Nikon D7100を購入したのは2013年12月なので、もう7年近く使用しています。

大きな不満はないですが、1年位前からそろそろ新しいカメラが欲しいと思っています。

ただなかなか購入する決心ができていません。

 

最近はミラーレス一眼が流行っており、新製品がたくさん出ています。

ミラーレス一眼は通常の一眼レフカメラと違い、カメラ内にミラーがないため一般的に小さいです。

これは登山にぴったりです。

登山では少しでも荷物を軽くしたいですから。

 

新しいカメラを買うからにはAPS-Cからフルサイズへ移行したいと考えていました。

趣味で山岳写真を撮っていますが、展覧会ではB1サイズにすることもあります。

(これだけ大きく伸ばしてもAPS-C機で大丈夫ですが)

 

上記のことを考えるとフルサイズミラーレスカメラが最善であると考えました。

検討しているカメラはソニーαシリーズ。

ソニーαシリーズは世界初のフルサイズミラーレス機として2013年に発売されています。当初はレンズの数も少なかったですが、今ではレンズラインナップも多くなっています。

最近になってキヤノンニコンもフルサイズミラーレス機を開発、発売していますが、やはりソニーαシリーズが一歩、二歩リードしているという感じです。

 

今年に入ってαシリーズでは新製品が発売されています。

高画質機のα7RⅣと映像に特化したα7SⅢ(2020年10月発売予定)です。

私は動画はとらないため購入するとすれば、α7RⅣです。

α7RⅣは6100万画素裏面照射型CMOSセンサーを搭載しています。

6100万画素!

データ管理が大変そうです…。

そしてレンズもいいものを使わないと追いつけそうもありません。

 

となると2420万画素のα7Ⅲがちょうどいい。

購入しようしようとずっと考えていましたが、α7Ⅲは発売が2018年3月のため既に2年以上経っています。

価格は落ち着いていますが、そろそろ新しいα7Ⅳが出るのでは?と考えてしまうため購入できないでいます。

 

悩んでいるときが一番楽しいという意見も!

でも早く発売しないかなα7Ⅳ。

山の日に登る!八ヶ岳連峰「編笠山」,「権現岳」テント泊登山! 2日目

山の日に1泊2日で八ヶ岳編笠山権現岳にテント泊登山してきました。

1日目は観音平から編笠山に登り、青年小屋にてテント泊登山をしました。

記事はこちら⇩

nature365.hatenablog.com

 

2日目の行動を記事にしました。

 

1.起床そして日の出

今シーズン初のテント泊。

シーズン初めだとよく眠れません。

何度も起きたり寝たりを繰り返していました。

 起床は4時半。

朝早い人たちは2時半くらいからガサガサしていました。

赤岳方面に縦走するのですかね。

 

天気は晴れ!

小屋の前からは雲海と富士山を見ることができました。

いい一日になりそうです。

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2.青年小屋から権現岳

テントを片付け権現岳へ出発。

青年小屋からのコースタイムは1時間半です。
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登り始めからそこそこ急です。こたえます。すぐに汗だくに。

原生林の中を歩きます。

振り返ると編笠山と青年小屋が見えます。
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歩き始めて20分でのろし場。

360°景色がよく見えます。
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西岳方面を見ると諏訪湖が見えます。

中央アルプスもそしてその奥には御嶽山も!
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いくつかのピークを回り込みます。

ちょっとした鎖場が続きます。

足場もしっかりしておりそこまで危険ではありません。

ただストックはしまった方がいいです。

あと石は脆いので落石には注意してください。
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最後のピークはギボシです。

これもピークは通らず南側を回り込みます。

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先行者が鎖場を通過中。

その間に花の写真を撮影。

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イブキジャコウソウ。

他にも高山植物がたくさん。

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本当はゆっくり撮影したいですが、先を急ぐため簡単に。

 

山梨方面を見ると富士山が!

朝からずっと見えています。

まるで励ましてくれているかのよう。
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ギボシを過ぎると権現小屋。

コロナの関係で2020年は営業していません。

非常に味のある小屋らしいです。経営は青年小屋と同じとのこと。
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小屋を過ぎるとすぐに分岐点。

キレット経由で赤岳を目指すコースと権現岳を目指すコースに分かれます。
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分岐から見る権現岳山頂と富士山です。

太陽は雲で隠れていましたが、日が当たったところが撮りたかったので待ちました。

緑が美しい!
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赤岳方面はこんな感じです。

阿弥陀岳と赤岳がよく見えます。

キレット経由で赤岳も面白そうですね。

写真で見ると遠そうに見えますがここから約3時間で赤岳山頂につきます。

でもアップダウンが多くて大変そう。
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それでは権現岳山頂へ。

分岐から3分もかかりません。

 

人なしの写真を撮るのを忘れてしまったので自撮り写真で…。

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山頂の標識はピークの下にありますが、標識の横から岩の上に登れます。

岩の上はこんな感じです。剣?があります。

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3.権現岳から観音平へ

権現岳登頂後は三ツ頭経由で下山です。

下山を始めると、すぐにちょっとした鎖場が一か所。

鎖はしっかりしているので足元をしっかり見て降りれば大丈夫です。
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山頂から30分ほどで三ツ頭へ。

展望最高です。

権現岳、赤岳、編笠山、富士山がよく見えます。
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三ツ頭から10分で分岐点です。

直進すると前三ツ頭経由で天女山に向かうルート、右に曲がると木戸口公園経由で観音平へ向かうルートになります。

私の車に観音平にあるので右(木戸口公園方面)へ曲がります。
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すぐにシラビソ林の中に入りますが、ところどころ編笠方面、南アルプス方面の展望があります。

 

編笠山が正面に!

縞枯れも見られます。

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道ははっきりしていてわかりやすく快適です。

両側を草に覆われ爽やかな道です。
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ダケカンバの緑と空の青さが美しい。

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分岐から1時間弱で木戸口公園に到着です。

なぜ公園なのかは不明です。

ただの林では?笑

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木戸口公園から10分でヘリポート跡に到着。

まだ富士山が見えていてうれしい。

清里の街並み、牧場も見えます。

いい感じにベンチまで設置されています。

ただ直射が暑すぎてここでは休憩はできなかったです。
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あとはひたすら笹の林を下ります。
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林を下ること1時間、八ヶ岳横断歩道に合流です!
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観音平方面へ向かいます。

コースタイムは45分。

歩道というくらいだからアップダウンはない道なんだろうなと思っていましたが、

地味に上ったり下ったりする道でした。

標高も下がって気温は高いし、最後にこれはこたえましたね。
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11時40分駐車場に到着!

車は満車でした。

 

4.感想

今シーズン初のテント泊登山ということで1日のコースタイムを5時間以内にしました。

体力的には問題ありませんでしたが、暑さが敵でした。

山の上は風も吹き涼しいですが、樹林帯は暑い!

暑さ対策、熱中症対策が必要だと改めて感じました。

夏休みは終わってしまいますが、これから秋にかけて土日を中心に県内の山を登っていこうと思います。

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山の日に登る!八ヶ岳連峰「編笠山」,「権現岳」テント泊登山! 1日目

2020年の山の日はオリンピックに合わせ8月10日でした。(通常は8月11日)

結局2020年にオリンピックは開催されませんでしたが…。

 

せっかくの夏休み、どこにも山に登らないのはつまらないので八ヶ岳編笠山権現岳へ登ってきました。

編笠山は過去に日帰り登山で登ったことがありますが、権現岳は未登頂でした。

権現岳は頑張れば日帰りで登頂できます。

一番メジャーなルートは天女山からの往復ルートです。

このルートだと片道約5時間です。

それなりに長いです。

僕はそんなに頑張れません…。

 

ということで青年小屋にテント泊し、権現岳登頂を目指す日程で予定を組みました。

 

登山口は山梨県小淵沢の観音平。

ここからスタートし、編笠山権現岳に登頂し、三ツ頭を経由し、観音平へ戻ってくる周回ルートです。

 

1泊2日のテント泊登山。

記事は1日ずつ2つに分けて書きたいと思います。

 

それでは1日目。

 

 

1.登山開始!観音平から青年小屋へ

登山口の観音平に到着したのは7:30。

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駐車場は満車のようで駐車場に入る手前の道路までぎっしり駐車されていました。

あー、路上駐車はしたくないなーと思いながら、空きがないか駐車場をウロウロ。

実はこの駐車場、林の中にもう1つ駐車スペースがあるのです。

念のため行ってみると…空きがあるではないですか!

ありがたく駐車させていただき登山開始です!

 

登山届は登山口にポストがあるのでご利用ください。

(僕はネットで出しています)
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あとトイレは駐車場内に仮設トイレが3台ありました。

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林の中に入ると登山道があります。

展望台へつながる遊歩道が走っているので間違えないように注意してください。

(間違えても展望台経由で編笠山の登山口に合流します)
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登山道はよく整備されており快適です。

始めの内は笹が生い茂る林の中を進みます。

登山口の標高は1500mを超えていますが、この日は気温が高くセミの大合唱が聞こえていました。
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今シーズン初のテント泊登山。

ザックの重さは約15kg。

すぐに背中は汗でビショビショに…。

水分補給、塩分補給を怠らないようにこまめに休息をとりながら足を進めます。

 

一時間弱で「雲海」という地点に到着。標高1880m。

林の中で雲海は見えそうにありません。
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ここから30分ほど歩くと最初の分岐点です。

真っすぐ進むと編笠山に直登するルート。

右に曲がると青年小屋へ行くルートになります。

今回は青年小屋でテント泊する予定なので、まずは青年小屋を目指します。

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ということで右側のルートへ。
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八ヶ岳特有の苔むした原生林の中を歩きます。

時折吹く風が気持ちいい。

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何人か下山途中の登山者とすれ違いました。

新型コロナウィルスの流行により人と人との接触を少なくするよう言われています。

登山者はすれ違う時に挨拶をするのが一般的です。

このような状況でどうするべきか悩みましたが、皆さん今まで通り挨拶を交わしています。

一部の人はすれ違う時にマスクをしたり、手ぬぐいで口を覆ったりしていました。

これから山での人との関わりも変わっていくのかもしれませんね。

 

原生林の中を歩くこと1時間。

青年小屋に到着しました。

 

2.青年小屋とは?テント場の設備は?

八ヶ岳編笠山権現岳の間の谷間にある山小屋です。

標高2400m地点に位置します。

トタン造りの味のある山小屋です。

多くの登山者に「遠い飲み屋」という愛称で親しまれています。

入口には赤ちょうちんがつるされています。

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受付でテント泊の手続きをしてテントを建てます。

テント場は小屋のすぐ裏にあります。

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お昼前に到着したのでテントはまだまばらです。

このテント場は頑張れば50張くらいはテントが張れそうです。

テント泊は600円/日です。

 

テント泊者用のトイレは小屋の前にあるバイオトイレが1つ。

男女兼用の洋式トイレです。

(一台しかないので朝は混みます…)

トイレ代は1回100円ですが、テント泊代に含まれているので、宿泊者は払う必要はありません。

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続いて水場。

水場はテント場から歩いて5分ほどの場所にあります。

西岳へ向かう登山道の途中にあります。

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原生林の中を歩いていきます。

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5分もかからずに到着

沢に竹筒が付けられてる水場です。

水はキンキンに冷えています!

生でも飲める水のようですが、心配な方は一度沸かしてから飲むのがいいと思います。

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トイレと水場はこんな感じです。

 

3.青年小屋から編笠山

テントを張ったら、お昼ご飯を食べて編笠山を目指します。

編笠山は青年小屋から約30分です。

サブバックに必要な荷物を詰めて出発!

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登り始めると大きな岩がゴロゴロの道です。

八ヶ岳特有の大きな岩。不思議です。

足を踏み出す位置に気を付けて歩いてください。

岩と岩の間に落ちたらえらいことになります。

 

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岩場を過ぎると、林に入ります。

そこを10分ほど歩くと編笠山に到着です。

 

4.編笠山とは

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編笠山の標高は2524mです。

長野県と山梨県の県境にあり、八ヶ岳の最南部に位置します。

山梨百名山の1つです。

長野県側からはよく目立つ位置にあり、山頂部からは八ヶ岳の赤岳、権現岳はもちろん、最北部に位置する蓼科山までよく見えます。

その他にも、南アルプス中央アルプス北アルプスまで望みことができる、大展望台です。

 

青空の下、印象的な雲が広がっていました。
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山頂からは諏訪湖まではっきりと見えます。

手前に見える山は西岳です。
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空が青い!

街から見る空と山の上から見る空、標高が2000m違うだけで空の色がこんなに違う。

スカッとして日々のモヤモヤも吹き飛びますね。


山頂で展望を楽しむこと1時間。

山に泊まるときは下山を急ぐ必要がないからゆっくりできて最高です。

 

長野県側からガスがわいてきました。

あっという間に真っ白に。

山の天気は変わりやすいですね。

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 展望が無くなったので小屋に戻ります。

 

5.編笠山から青年小屋へ

小屋の向こうに見えるのは明日歩く予定のギボシ(左)と権現岳(右)です。

テントの数が増えているのかなと思いましたが、変わりないようです。

ヤマレコを見ると前日は50張以上の大盛況だったようです。

この日は連休の最終日ということもあって20張弱でした(よかった)
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6.日の入り


夕食までは時間がたっぷり。
テントの中で仮眠しようと思いましたが、日が強すぎてサウナのようだったので、日陰で読書。

持ってきた本は新田次郎さんの「つぶやき岩の秘密」。

(山と言ったら新田次郎という軽い考えて持ってきた笑)

夕食までに一冊読み切れました。

面白かった。

 

夕食はアルファ米

一人の時はこれでいいのです。簡単だから。

 

夕食後はダラダラ。

空の色が変わってきたのでテント場を出て小屋の方へ。

富士山が見える!

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夕日が沈むところは見えませんでしたが空は全体が赤く染まっています。

夕方の景色を見ることができるのは山に泊まる人だけ。

これが見られるからテント泊はやめられない。

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青年小屋の入口の赤ちょうちんに灯がともっています。素敵。

これが見られるのも宿泊者のみ。
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久しぶりのテント泊登山。

コロナウィルスの影響で人間の世界ではいつもの夏とは違いますが、山はいつも通り変わらずそこに存在していました。

 

2日目の権現岳アタックは後日記事にしたいと思います。

明日から夏休み!

明日から夏休みです。

8月16日までの9連休。

ありがたいですけど、コロナ感染防止のため県外への移動は自粛するようにと言われています。

県外から来ている人たちは帰省もできず気の毒です。

ゴールデンウィークも帰省できていないのに。

早く収まらないかな。コロナ。

 

連休前は仕事が忙しくなります。

お客さんも含め連休前に仕事を片付けようとするためか、色々の依頼が多い…。

そして景気も良くないため残業禁止令が出せれていて時間もない。

(意地でもサビ残はしないっ!)

一度にやることがバーッと来るとうわぁーってなってしまいます。

よくよく落ち着いて順序良くやればできるのに。

「パニくる」ってやつですね。

そしてイライラしてしまいます。

もういい年なので大人にならなければ。

 

話も戻して夏休みの過ごし方を検討。

昨年は3泊4日で双六岳、三俣蓮華岳方面を周遊しました。

天気も良くて最高でした。

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今年はこんなことはできません。

可能なら日帰りで近くの山に登れればいいなと思っています。

あと、公害防止管理者の試験勉強。

今のところは10月に試験をやる予定とのこと。

「水質有害物質特論」が苦手なので暗記頑張ります…。

 

いつもとは違う夏休み。

健康第一で過ごせればそれでいいか。

マイマイガ大発生!

5月の頭にこんな記事を書きました。

(なぜかこの記事がアクセス一番多いです)

nature365.hatenablog.com

予想通りマイマイガが大量発生しています。

この先の写真は閲覧注意です。

蛾と卵の写真があります。

夜、街灯にマイマイガが集まっています。

その近くの建物の壁には卵がたくさん!

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こんなに壁に卵を産み付けられたらえらいこっちゃです。

 

街灯の柱にもたくさん卵が…。
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街灯の下にも…。

 

卵だけではなく、死んだマイマイガが溜まっています。

メスは交尾し、卵を産むと死んでしまいます。

街灯の下はまるで絨毯のようです。
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もしマイマイガの卵を見つけたら ~対処法~

公園等の公共の場所の卵はどうしようもありませんが、庭や自宅の外壁等で上の写真のような卵塊を見つけたら、ヘラなどでそぎ落とし処理(可燃ごみに出す、土に埋める等)することをお勧めします。

マイマイガは食欲旺盛です。そのままにしておくと、あらゆる草花、樹木の葉を食い尽くしてしまいます。

 

マイマイガの1齢幼虫は毒がある!

1齢幼虫には毒刺毛があるため注意が必要です。

素手で触らないように気を付けてください。

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孵化したてのマイマイガの幼虫

※2齢以降は無毒になり、成虫にも毒はありません。

 

そこら中に卵があるということは…

これから毛虫が大発生しますね…

機会があれば続編、書きます…。

中央アルプス 三ノ沢岳

祝!梅雨明け!!

長かった~。

梅雨明けの空の青さに感動した今日この頃です。

 

梅雨が明けたら~

山に行くしかないでしょ!

 

ということで中央アルプス三ノ沢岳へ登ってきました。

もちろんロープウェイ利用です(笑)

 

三ノ沢岳とは

中央アルプスの主稜線上にある宝剣岳から南西方向に延びた尾根上にある標高2,847 mの山です。

他の山とつながっていないため独立峰的な存在です。

伊那谷側からは山体を臨むことはできませんが、木曽地方から見ると貫禄満点です。

三ノ沢岳は、主稜を空木岳木曽駒ケ岳へ縦走する登山者にとっては、分岐から往復4時間もの行程を余儀なくされるため、あまり人が訪れません。

登頂するためには三ノ沢岳に限定した登山スタイルが必要となります。

かなりマイナーな山ですが、山頂直下には見事な高山植物のお花畑があり、これを求めて登る登山者も珍しくありません。

 コースタイムは千畳敷カールから往復5時間20分です。

 

 ※ルート上には避難小屋やエスケープルートは存在しないため、天候が変わった場合は直ちに引き返すことが必要です。

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登山レポート

先週まで雨でしらび平駅までの林道が通行止めでした。

林道が通行止めになるとロープウェイも通行止めになります。

雨が長く続くと通行止めになるので注意が必要です。

運行情報は中央アルプス観光のホームページをご確認ください。

https://www.chuo-alps.com/today/

 

バス停は菅の台から。

駐車場が隣にあります。

駐車料金は800円/日。

意外に高いですね。

 

夏場は大混雑のバス乗り場ですが、この日は前日までロープウェイが止まっていた影響か、待ち時間はほとんどなくバスにもロープウェイにも乗れました。またコロナウィルス感染予防のため、定員を制限しており中も快適でした。いつもはギュウギュウに詰められますからね。

 

千畳敷に着くとこの景色!

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カールを一周してから三ノ沢岳を目指します。

 

三ノ沢岳へ行くために極楽平を目指します。

千畳敷に来る登山者のほとんどは木曽駒ヶ岳を目的としているので極楽平を目指す人はほとんどいません。

極楽平まではおよそ30分。

道はきれいに整備されています。

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極楽平では宝剣岳方面と空木岳方面に道が分かれます。

三ノ沢岳へ登る場合は宝剣岳方面へ。

10分ほど歩くと三ノ沢分岐です。

ここでは宝剣岳経由の木曽駒ヶ岳ルートと三ノ沢岳ルートに分かれます。

分岐から三ノ沢岳を見ると、こんな感じです。

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えっ意外に遠くない!?

独立峰だから当たり前ですが、一回降ってからまた登る絶望タイプです。

写真じゃわかりにくいですが、結構離れています。

コースタイムは1時間40分。

本当にこれで着くのかなーと思いながら足を進めました。

コースはわかりやすいですが、ハイマツが茂っています。

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ルート上はこんな感じです。歩きにくいです。

長ズボンじゃないと傷だらけになりそうです。

途中遭難慰霊碑の大きなケルンがあります。

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ここを越えると最後の登りです。

 

頂上到着!

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コースタイムより早く、1時間ちょっとで着きました。

人って意外に速いのですね。

あんなに遠くに見えたのに。

不思議。

 

頂上は標識など無く、三角点があるだけです。寂しい。

大きな花崗岩がゴロゴロしています。

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あと、この山はやたらと遭難慰霊プレートが多かったです。中央アルプス全体が見渡せるいい場所だからですかね。

 

三ノ沢岳は高山植物が多いことで有名です。

山頂近くまではひたすらハイマツの海の中を歩くルートなので、植物はあまり見られませんでした。

でも、山頂直下の砂場には多くの高山植物が咲き乱れていました!

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千畳敷カール周辺のチングルマはもう穂になりかけていましたが、三ノ沢岳では最盛期!

来てよかった!

 

三ノ沢岳へのルートは1つしかないので帰りも同じ道。

ガスが広がっていますが時折日があたり青空が見えます。

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なつー!

 

帰りのロープウェイもスムーズに乗ることができ、快適な登山となりました。

 

帰りは菅の台ですずらんソフトクリーム」を食べました。

250円なのにとても大きくてお得!

味もとても濃い。

一番好きなソフトクリームです。

駒ヶ根に来たら是非食べてみてください。

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まとめ

中央アルプス三ノ沢岳。

知っている人はなかなかいないマイナーな山かもしれませんが、静かな山歩きができ、豊富な高山植物を見ることができる最高の山です。

往復5時間ほどかかるため、木曽駒や空木岳縦走のついでには登ることができない山ですが、とてもオススメの山なので是非訪れてみてください! 

Nikon New FM2

普段、写真を撮るときはデジタル一眼レフカメラNikon D7100)を使用しています。

今どきカメラで写真を撮る人のほとんどはデジカメだと思います。

ただフィルムカメラも所有しています。

Nikon New FM2です。

高校生の時に中古で購入しました。

当時もデジタル一眼レフも持っていましたが、一目惚れして購入しました。

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Nikon FMシリーズとは

機械式35ミリフィルム一眼レフカメラNikon「FM」は1977年に発売されました。

1982年に「FM2」となり、そして1984年には「New FM2」へとなりました。

Nikonの「F」シリーズはプロ仕様機でしたが、この「FM」は中級機として愛されていました。

 

Nikon New FM2は機械式のマニュアルカメラです。露出計を使用する場合は電池が必要ですが、ピント合わせ、フィルム送りはマニュアルで機械式シャッターなので電気を必要としません。

 

絞り、シャッタースピード、ピント合わせすべてを自分で設定し写真を撮ります。

今のカメラはシャッターさえ自分で押せば大体きれいな写真が撮れますが、

このカメラではそうはいきません。

一枚一枚丁寧に写真を撮らなければいい写真はとれません。

デジタルカメラとは違い、写真を「創っている」という感覚になれます。

 

最近は生産終了によりフィルムの数も減り、残っているフィルムも値上がりしています。

現像にもお金がかかります。

デジカメみたいにバシバシ写真を撮ることはできませんし、撮った写真をすぐには確認できません。

でも「どんな写真が撮れたかなー」、「現像が楽しみだなー」という何とも言えないワクワクした気持ちにさせてくれる素敵な道具です。

 (最近では半年に36枚撮りフィルム一本ほどしか撮影していませんが…)

 

Nikon New FM2で撮影した写真を何枚か作例として紹介します。

そうそうフィルムカメラは使用するフィルムによっても色合いが変わるから面白いです。

下の写真は編集していません。(トリミングはしたかも)

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Kodak Ultara Max 400

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AGFA VISTA 400

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FUJIFILM Pro 400H

Kodak PORTRA 400

デジタルカメラにはないワクワクがあるフィルムカメラ

今後も少しずつ作品を増やしていきたいと思います。

野生動物のフィールドサイン ~ウンチ編~ その2

先日の観察会の時に施設の屋上の手すりにいい感じのウンチを見つけてしまいました。 

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手すりにウンチ

こんなところでウンチをするのは誰でしょう?

 

過去に野生動物のフィールドサインの記事を書いています。

この時は石の上の「ホンドテン」のウンチを紹介しました。

nature365.hatenablog.com

 

ウンチをするということは、この場所をよく歩いているという証拠です。

 

手すりをよーく見てみると・・・

他にもウンチがたくさん。

中には若い(新しい)ウンチが!

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まだ新しいウンチ

ツブツブした種がたくさん!

何の種でしょう…

これはサクラの実の種ですね!

この場所の周りにはソメイヨシノの木がたくさんあります。

サクラが散った後、小さなサクラの実がたくさんなります。

それを食べた動物のウンチに違いありません。

 

さて、その正体は…

ハクビシンです!

 

ハクビシンとは

食肉目ジャコウネコ科の動物です。

大きさはしっぽまで入れて、約1mほど。

平地から山林まで幅広く生息しています。

今では都市部でも生息しています。

東南アジア原産の帰化種です。

雑食性で、昆虫類や畑の作物、果実などを食べます。

木登りが得意で、樹林内を立体的に利用して暮らしています。

民家の屋根裏で暮らすものもいてフン害が問題になることがあります。

(糞尿で屋根が腐ってしまうそうです。)

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ハクビシン

写真がないのでフリーイラストで。

 

近くの獣道にセンサカメラを仕掛けていますが、

ハクビシンはよく写るので、生息していることは確かです。

 

「ウンチ」というワードだけで子どもは喜ぶので、

自然観察ネタとしてはもってこいですね!

久しぶりに映画館へ

4連休最終日。雨。

ずっと家にいるのも憂鬱な気持ちになるので、映画を観に出かけました。

 

観た映画は重松清さんの小説を映画化した「ステップ」。

重松清さんの小説は好きでよく読みます。

映画化されるということは本屋で知りました。

おー!と思って原作を買おうと表紙を見ると、どこかで見たことがある気が…

 

家に帰って本棚を観たらありました。

既に読んでおりましたが(笑)

 

主演は山田孝之さん。

子ども役は3人女の子が出てきました。

10年の月日を2時間の映画で表現しなきゃなので大変ですね。

 

小説で泣けるので映画ではなおさらです。

 

たまには映画館で観るのもいいですね。

今はコロナ対策で座席も1つ飛ばしなので見やすくていいです。

ステップ (中公文庫)

テント泊装備で散歩(ハンミョウに出会う)

せっかくの連休ですが、梅雨は明けず雨が続いています。

本当だったらテント泊登山をしたかったのですが、残念ながら行けそうにありません。

今日の午前中は雨が降りそうになかったのでトレーニングがてら近場の里山を散歩してきました。

せっかくなのでテント泊登山の装備を背負って歩きました。

今年初です。

テント泊で使用しているザックはグレゴリーのバルトロ65。

使いやすいザックですが、体が細いためか、腰のベルトが当たるところが毎回痛くなります。

あと5kg体重を増やしたいなあ。

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山は葉が生い茂っています。

誰も歩いていないためクモの巣が多い!

木の棒ではらいながら進みます。

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展望台より。

街は霞んで見えます。

その先の南アルプスは雲の中。

 

ハンミョウがいました。

別名「ミチオシエ」

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とてもカラフルでキレイですね。

ハンミョウとは

コウチュウ目オサムシ科のハンミョウ亜科に分類される昆虫です。

体長は20㎜ほど。

日当たりが良く地面が湿っている林、河原、神社、公園などに生息しています。

人が近づくと飛んで逃げ、すぐに着地し、度々後ろを振り返ります。

これが何度も繰り返されるため、その様子を道案内に例えて「ミチオシエ」という別名で呼ばれています。

ハンミョウを漢字で書くと「斑猫」。

素早く歩き回る様子が猫に似ているから"猫"という字が使われているのですかね。

生息地が著しく減少している地域もあり、群馬、佐賀では絶滅危惧II類、青森、栃木、東京では準絶滅危惧種に指定されているそうです。

 

散歩を続けると…

なぜかカニが道の真ん中に!

通せんぼしているみたいでかわいい。

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近くに川がないのに、なんでだろう。

カニって結構長距離歩けるのですかね。

こんなところで見たことないから不思議。

 

雨が多いせいかキノコもたくさん。

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キノコは名前がよくわかりません。

観察会でキノコが見つかるとよく質問されます。

「このキノコ食べられますか?」と。

わからないです…。

キノコ勉強しようかな。

 

午前中、2時間半ほど散歩しました。

今日は調子が良かった。

調子がいいと、どこまでも歩けそうな気がします。

早く山に登りたいな。

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