オトシブミのゆりかご
オトシブミという昆虫を知っていますか?
残念ながら私が撮影した写真がないので「いらすとや」さんからお借りしました。
(ほんとなんでもありますね。いらすとや。)
オトシブミとは?
これはちょっと首が長すぎますがこんな感じの昆虫です。
体長10㎜ほどで里山に生息しています。
チョッキリとかゾウムシとか似たような姿をしていて私にはよくわかりません…笑
オトシブミの特徴は葉を丸めて中に卵を産むことです。
昨日、山の中を歩いていたら足元に丸まった葉が落ちていました。
これです!
オトシブミは葉を巻いた「ゆりかご」を作り、その中に産卵します。
孵化した幼虫はゆりかごの葉を食べて大きくなります。
種類によっては上の写真のようにゆりかごを地上に落とします。
これが紙を巻いた手紙に見えることから「落とし文」→「オトシブミ」という名前が付いたとされています。
足元を探してみるとたくさんの「ゆりかご」が落ちていました。
本当によく巻けているなーと感心してしまいます。
申し訳ないですが、1つだけ中を観察させていただきました。
少しずつ開いていきます。
ほんとにきれいに巻いています。
自分よりはるかに大きな葉を巻くなんて大変なのに…。
ちなみに卵はここにあります。
一枚の葉に卵は一個しか産まないのですかね?
雨の森の中でおもしろいものを見つけることができました。
やっぱり自然観察はおもしろい!