素敵な名前の山「ガボッチョ」へ。
ずっと気になっていた山に登ってきました。
その名も「ガボッチョ」
なんと素敵な名前ではありませんか。
車山高原の地図で見つけていつかは行きたいなと思っていました。
地図にはルートは記載されていません。
ネットで検索すると登頂した人のブログがヒットします。
それを参考にいざ出発。
目次
コース
コースは2つあります。
踊場湿原からのルートと、伊那丸富士見台から登るルートです。
今回は踊場湿原から登りました。
登山口
登山口の踊場湿原は「池のくるみ」とも言われています。
駐車場
駐車スペースはこちらです。
湿原の案内板付近になります。
これが案内板です。
冬でもちゃんと除雪されています。
ありがたい。
登山口
登山のスタート地点は少しビーナスライン方面に登った宿と宿の間からです。
ここ凍結しているので注意してください。(私はコケました)
湿原を時計回りに歩きます。
ここはちゃんとした湿原周遊コースです。
このままコース上を歩くと湿原を一周してスタート地点に戻ってしまいます。
ガボッチョに行くには湿原のちょうど反対側の小川を渡る手前で、東側(林側)にコースをそれます。
林を抜けるとすぐに祠があります。
やはり霧ヶ峰は神様の山ですね。
霧ヶ峰の歴史を知るならこちらがおすすめ。
諏訪出身の作家「新田次郎」さんの作品です。
本題に戻ります。
祠を過ぎてからも林の隣を歩きます。
ここは草が刈られていて歩きやすいですが、足跡は無く先に登った人はいないようです。
動物の足跡しかありません。
右手に林が見えなくなったタイミングで小川を越えます。
水は凍っています。
あとはこの斜面を登るのみ。
これが大変でした。
この山はちゃんとした登山道はありません。
そのため、この斜面を自由に登って頂上を目指します。
どこからでも登頂可能です!
夏はすすきに覆われているため藪漕ぎが必要です。
(そして噂によると夏はダニが多いそうです…)
それは嫌だったので雪に覆われた冬に来ました。
藪漕ぎはしなくてよかったのですが…
最近雪が降ってから誰もこの山に登った形跡がなかったので、
ワカンを履いてもズボズボ踏み抜き…。
膝まで雪に埋もれながらプチラッセル状態に。
マイナスの気温でしたが、登りは夏みたいに暑かったです。
1時間弱ほど雪と格闘していたら稜線?に。
少し歩くと頂上が見えてきました。
見えているのになかなかつかない。
踏み抜き地獄です。
山頂
着いた!
空が真っ青!
とてもかわいらしい頂上の標識。
どういう由来なんだろう。
アイヌ語みたいな響きだけど詳細は不明。
山頂からの景色
八ヶ岳
頂上からは360度の大展望!
こちらは蓼科山。
その他の八ヶ岳。
富士山
富士山も!
ガボッチョから見える富士山は前に遮るものがなくてとても良い。
夜に来たら夜景と富士山の写真が撮れそう。
夜に登る元気はないけど。
南アルプス
こちらは南アルプス方面。
中央アルプス
中央アルプスも!
空木から将棊頭山。
御嶽山
乗鞍岳
そして乗鞍岳。
北アルプス
うーん大展望。
こんな日に北アルプス登ってみたいな。
目標としよう。
頂上は風が強い。
温かい紅茶を飲んで、下山します。
じゃあね。ガボッチョ。
また来ます。
帰りは踊場湿原をぐるっと時計回りに回って駐車場へ戻ります。
野生動物のフィールドサイン
シカ、キツネ、ノウサギ、テン?の足跡がいっぱいありました。
人の足跡は0でした。
動物の世界を歩いているみたいで面白かった。
こちらはノウサギ。
ノウサギの足跡はよく見ますが、生きているのには出会ったことがない。
かわいいコロコロうんちもあった。
良いお家ですね。
奇麗な丸。
まとめ
名前に惹かれて訪れた「ガボッチョ」
山頂からは360度の大展望を楽しむことができました。
車山にはたくさんの人がいましたが、ここには人もいなくて景色を独り占めすることができました。
少し登りにくいのが難点ですが、楽しい山登りとなりました。